書き留めるもの

バーカ!

他力本願と言われても

昨日解禁されました、ROCK IN JAPAN

私が初めて行ったフェスがRIJ2015で

4年後の今年、まさか演者でなんて思ってもみませんでした。

 

今もまだ何も実感が湧かなくて

本当に大丈夫なんだろうか?って気持ちが9割8分です。

 

■ - 書き留めるもの

これは去年の私の記事です。

 

この時期は学校を辞めてから少し経った頃

よし、本腰入れて「ひかりのなかに」を動かすぞ

たくさんの人に聴いてもらうんだ

という気持ちで満ち溢れていた頃

とてもバンドに対して肩に力が入っていた頃で

色んなバンドのライブを見ては

技量の差や楽曲のクオリティの差に

悔しい思いをしていたころでした。

まさかその半年後にこんなにも環境が変わるなんてことなんかつゆ知らず

 

この記事から引用すると

「先がずーっと暗くて、でも必ず光が差すって信じていてよくわからないけど歩いてる感覚」で

この頃のライブは、フロアに友達が2、3人いる、または0人だった日も沢山あって

本当にずっとこのままだったらどうしよう

大人になってもずっと独りよがりで、「ひかりのなかには最高なのになんでみんな聴いてくれないんだろう」って悩んでいたらどうしよう

と沢山考えていました。

 

その頃の私には、「とりあえずでもいいから好きなように沢山曲を書き続ければ、夏頃『はやぶさ』って曲が出来て、その曲が今の貴方のすべてを救ってくれるからもうちょっと死なずに頑張れ」

と言いたいです。

 

でもさ、昨日の解禁もそうだけど

本人の私でさえ今のこの状況についていけない日が沢山あるんです

それは、あんなに喉から手が出るほど出たかったライブやイベントがいとも簡単に手に入って

それでも私の生活は変わらずに

朝バイトに行って13時ごろ休憩してまた働いて帰ってギターを弾いて過ぎる1日だったり

12時ごろ起きてウダウダとご飯も食べずにギター弾いたりこうして文章を書いたりする1日のままで

 

「ひかりのなかに」だけがどんどん出世という言い方はあんまりしたくないけど、大きく育っていっている感覚

3人とも何も変わらないのに、バンドだけが突っ走って、それを追いかけるような感覚

 

ほんとうにこれでいいのかな?と迷う日もあります

私達は何にも変わっちゃいないのに

たった3分半くらいの映像を見ただけの人に

勝手に作られてゆく

「ひかりのなかに像」に自分たちを当てはめなからばいけないような気がしていて

「ヤマシタカホ」という言わば私とは別の、新しい人間に合わせていかなければいけない圧力のせいで

本来の「山下夏歩」を失いつつあるこの状況

すごく今までに経験したことのない追い風を感じてます。

 

止まったらおしまい、止まったらおしまい

と何度も暗示をかけて

沢山曲を書いていますが

果たしてそれが、本当に私達らしさなのか?といえばそうじゃないかもしれない

でも

止まったら、見向きもしてくれなくなってしまうから

曲を今日も明日も書くんです

それが、私がひかりのなかに、に出来ることだから。

 

きっと、昨日の解禁然り、音源然り

みんなきっとどこかでは

「他力本願じゃねーか」って思ってるかもしれない。

確かに、会社の協力は借りてるし、それ無しではここまで急成長はできなかったかもしれない

 

でも私達じゃないバンドが同じ状況を与えられたとしても、同じ結果にはならなかったと思いたいんです。

 

「ひかりのなかに」だから決定したフェスだと思うし

「ひかりのなかに」じゃないと成し遂げられなかった事実だと思うし

ここまでに至る経緯すべてが、私達じゃなければできなかったことだと自負していたいです。

 

 

とても弱気になる日もあるけど

やるからには全てを賭けようと思ってます

 

外野のアイツから他力本願と言われても

そんな言葉に負けてるようじゃロックバンドはできないでしょ

 

ぜってー負けねえ、

一生無双モードで頑張ります、よかったら一緒にどこまでもゆきましょう

 

 

 

おわり